八坂神社の見どころ!インスタ映えする写真スポットと毎日の屋台を紹介

八坂神社は、京都市東山区にある神社で、伏見稲荷大社などと並び、京都の代表的な神社として知られています。

(京都府下では、初詣の参拝客は伏見稲荷大社が第1位ですが、その次の2位が、八坂神社だそうです)

かの有名な祇園祭も、実は八坂神社の祭礼です。
そういう意味でも、国内外問わず世界中の数多くの人々に親しまれている神社と言えるでしょう。

今回は、八坂神社の見どころや写真家がおすすめするインスタ映えスポット、八坂神社での楽しみ方やおすすめの参拝時間などを紹介します。

八坂神社の由来について

八坂神社は、平安時代、桓武天皇の時代にまでさかのぼります。

詳細はこちらの記事でも解説していますが、当時、疫病などが流行し、さらには桓武天皇が憤死した早良親王の祟りを恐れたことなどに由来し、869年に「疫病を鎮めるための祇園御霊会」が神泉苑で行われたことにゆかりがあります。

その後、「祇園社」「祇園神社」としての信仰を集め、江戸時代になると、八坂神社と改称されました。

祇園祭りは京都の代表的な夏祭りで、山鉾や屋台などが繰り出される様子は、圧巻です。

(祇園祭の胴元が八坂神社であることは、案外知らない人も多いかもしれませんね)

八坂神社の本殿は「祇園作り」という、平安時代にルーツのある建築技法で、江戸時代に再建されたものです。

「祇園祭の胴元の神社」という点に着目し、その歴史を調べながら参拝すると、京都の多くある寺社仏閣の中でも特に重要な立ち位置にある神社であることが分かると思います。

歴史や成り立ち、京都の伝統などを感じながら参拝することで、一歩深く八坂神社を楽しむことができるでしょう。

八坂神社の見どころは?

八坂神社の見どころは、様々な神殿や社殿が建ち並ぶ境内全体ですが、特に有名なのは、本殿や拝殿、幣殿、摂社などです。

本殿は江戸時代に建てられたもので、国の国宝に指定されています。

(これだけ歴史ある建物ですが、国宝に指定されたのはつい最近の2020年というから、結構驚きですね)メインの本殿のガラガラの鈴(正式名称は本坪鈴)には参拝客が列をなしています。

特に参道には数多くの屋台が立ち並び、非常に幻想的な風景となっています。

夜には本殿もライトアップされるので、まさに「非日常的」「幻想的」という空気間の中、神様と現世の境界線のような、不思議な雰囲気に包まれます。

八坂神社、インスタ映え

これはおすすめの参拝時間のお話でも後述しますが、夜の時間帯、境内が全てライトアップされる中、境内の中から楼門の外の四条通を見ると、それは言葉にならないほどの絶景です。

また、ライトアップされた八坂神社の楼門そばの石段に座り、風を浴びながら四条通の煌びやかな街並みを見下ろしてみてください。

本当に息をのむほどの絶景の中、現世の悩みがどうでもよくなるような気持ちになれます。

八坂神社の屋台(出店)について

八坂神社の境内や周辺には、多くの屋台が出店しています。

夜には、露店の屋台や飲食店がたくさん出現し、賑やかな雰囲気を味わうことができます。

屋台には、お土産や食べ物、飲み物などが売られており、地元の味覚を楽しむこともできます。また、神社の境内にも屋台が出店しているので、神社参拝とともに、お土産を購入することもできます。

屋台というとちょっと特別なお祭りの日だけだと勘違いされている観光客も多いのですが、実は八坂神社の屋台は、ほぼ年中無休で、夜18:30頃まで立ち並んでいます。

(実際、屋台がお休みの間も、テントは片付けられていません)

屋台というと俗世的な印象を受けますが、そんな賑やかな屋台群のすぐ真後ろは本殿です。

夜になるとライトアップが始まるため、神様と人間社会の境界線のような、文字通り幻想的な風景を楽しむことができます。

八坂神社のインスタ映えスポットについて

八坂神社のインスタ映えスポットとしては、本殿や舞殿、さらには境内の中に存在するいくつかの他の社(悪王子社や厳島社、日吉社など)も、その一つ一つが幻想的です。

前述の通り、夜になると八坂神社全体がライトアップされ、提灯にも一つ一つ灯りがともるため、特に夕暮れ前頃は本当に美しい景色が広がります。

屋台のスナップショットを楽しんでも良いですし、屋台と八坂神社を合わせて撮影しても良いでしょう。

また、八坂神社の石段に座って四条通を見渡すと、凄まじい絶景が広がっています。

(特に夏でしたら19時~19時半頃、ちょうど四条通の方向に夕日が沈むので、夜景と夕焼けと京都の街並みのコラボレーションを、八坂神社の石段に座って見てみてください。

実は私は、この景色を見たことがきっかけで、写真というものを始めようと、初めてカメラを購入してくらいです)

八坂神社の楼門はまさに、神の世界と我々の世界のはざまのような、そんな美しさを兼ね備えています。

八坂神社の美しさと幻想的な風景を撮影したYouTube動画がありますので、是非こちらを見て、どんなショットが幻想的か、夜の雰囲気はどんな感じなのか、イメージしてから現地に行くと、より良い写真が撮れるかもしれませんね。

四条河原町から八坂神社までのアクセス

八坂神社へのアクセス方法は、四条河原町から市バスに乗ることが一般的です。四条河原町から乗車する場合は、市バス206系統に乗車し、「祇園」で下車します。また、京阪本線清水五条駅や東山駅からも、バスやタクシーを利用することができます。自転車を借りて、京都市内を巡ることもできます。

・・・というのが一般的なGoogle先生の案内ですが、特段の理由が無ければ、四条河原町、もしくは祇園四条駅から歩くことをおすすめします。

特に観光シーズンは四条通が大混雑して歩くより遅いスピードでしかバスが進まないこともありますし、バス車内も奴隷船のように混雑することも少なくありません。

また、確かに周辺には貸自転車のお店もいくつかあり、自転車で京都市内を効率よく回るには自転車は最適ですが、ただ特に街中は、自転車を停められる場所が絶望的にありません。

路上駐輪をしようものなら、すぐに放置自転車回収車に持っていかれてしまいます。

京都の中心地を観光する時は、歩ける範囲は歩いた方が結果的にラクに早くたどり着けることも少なくないことを、念頭に置いておいてください。

八坂神社のおすすめの参拝時間

八坂神社のおすすめの参拝時間は、早朝は夕方がおすすめです。早朝の神社は、静かで落ち着いた雰囲気があり、夕方は前述の通り、ライトアップされた神社が幻想的な雰囲気を醸し出しています。

また、神社周辺には、多くの屋台や飲食店があり、夜は、神社参拝とともに、食事や買い物を楽しむこともできます。


実は八坂神社は深夜にも参拝可能で、警備のため、24時間の有人警備も行っています。

(毎日24時間体制の有人警備はお金がかかりますから、八坂神社の経営基盤は相当にしっかりしているんだろうなあと推察されますね)

以上、八坂神社の見どころやアクセス方法、おすすめの参拝時間などを紹介しました。神社周辺には、多くの屋台が出店しており、神社参拝とともに、地元の味覚を楽しむことができます。また、八坂神社の周辺には、多くの観光スポットがありますので、八坂神社に訪れた際には、併せて観光することもおすすめです。 京都の中でも、八坂神社は、日本を代表する神社の一つであり、多くの観光客に愛されています。

特に夜の八坂神社は、初めて京都を観光する方にも是非見ていただきたい、わざわざ足を伸ばしても後悔しない魅力的なスポットなので、是非、訪れてみてください。

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