- 何回もデートを重ねているのに、一向に告白してくる気配がない男性・・・
- 二人っきりで良い雰囲気になっているのに、相手は恋愛感情はないのかな・・・
と悩んでいる女性は少なくありません。
世の中の風潮として『男性から告白する方が一般的』といったイメージからか、どれだけ相手のことが好きでも告白されるのを待つしかない、なのに行動を起こす素振りがなくもどかしい、そんな経験は誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか。
ネットでそういった情報を調べると、「3回目のデートで告白されるのが多い」などという情報も多く、デートを重ねるたびに不安な気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は、良い雰囲気でデートを重ねているにも関わらず、全く告白来る素振りがない男性の心理について考えてみたいと思います。
3回目のデートで告白がセオリー?
一般的には『3回目のデートで告白するのがセオリー』と言われているため、4回目、5回目とデートを重ねているにも関わらず告白してこない男性がいると、焦る気持ちが生じるかもしれませんね。
特に告白に関するハードルがなく、ある程度積極的な男性(奥手でない男性)であれば、確かに3~4回目くらいで告白する例が多いようです。
それでも相手の状況や立場、性格などによっては、5~6回目になってやっと告白を考え始める・・・という人がいるのも事実。
また、女性に慣れた男性であっても、お互いの気持ちが明らかに想い合っている雰囲気の時は、逆に告白のタイミングを逸してしまった可能性もあります。
告白を待つ立場であればどうしても不安になってしまうものですが、少なくとも6回目くらいのデートまでは我慢してみましょう。
もしワンパターンのデートが続いているのであれば、いっそお家デートに誘ってみたり、普段と違う形でのデートに進展させるよう、自分から動いてみても良いかもしれません。
特に、相手に拒絶されることによる大きなデメリットがある場合、例えば告白して拒絶されることで周りの人間関係に影響が出るとか、自分の仕事にも影響が出るとか、そういったケースであれば、告白を躊躇するのは当然です。
告白にづらい、告白に対するハードルが無いかを考えたうえ、特に理由が見当たらない場合は、次のステップにつながるようなデートの誘い方をしてみると良いでしょう。
過去に振られたトラウマがある
過去に『絶対に脈ありだ』と確信していたにも関わらず、いざ告白してみたら振られた・・・という経験がある男性の場合、どうしても慎重になってしまうのは当然と言えます。
確かに『過去の失敗を引きずっているなんて、男らしくない』と感じる方もいるかもしれません。
しかしながら、「あなたとの未来を前向きに考えているからこそ、慎重になっている」と捉えることもできます。
あなたに本当に脈があるのか、下手に今告白することでチャンスを潰してしまわないか・・・
そんな風に考えてしまい、なかなか一歩踏み出せないという男性も少なくないものです。
そういう場合には、是非あなたから告白しやすい雰囲気作りをしてみてあげてください。
特にこの令和の時代、昔のように「恋愛は男がリードするものだ」という感覚は崩れ、女性から積極的に恋愛を引っ張っていく例も少なくありませんし、非常に奥手な男性も増えているのが事実です。
相手の恋愛経験や性格にもよるのですが、もし過去に失敗した経験などがあれば尚更です。
『この子は俺が告白するのを待っているんだな』とさえ伝われば、遅かれ早かれ行動に移してくれるのではないでしょうか。
年齢差や立場の差がある
先ほどから『告白に対するハードル』の話をしていますが、それは過去のトラウマなどの精神的なものだけでなく、現実的な立場の違いなどもその一つとして挙げられます。
例えば年齢差がある場合、男性が年下であっても
- こんなに年が離れている自分とは、子ども扱いされて遊んでもらっているだけなのではないか
- そもそも恋愛対象として見られていないんじゃないか
といった不安がどうしても生じてしまいます。
逆に男性の方が年上の場合でも、
- いきなり年の離れたおじさんから告白されても怖いんじゃないか
- こんなに年下の女の子に手を出すのは良くないんじゃないか
といった不安要素がどうしても拭いきれないものです。
少し極端な言い方かもしれませんが、少なくとも告白する、しないを考えている間は、言ってしまえばまだお互いの信頼関係が完全に構築できているわけではありません。
自分が相手を信頼できるのか、という問題だけでなく、『自分は相手に信頼され得る立場の人間なのか』といった根本的な不安があれば、なかなか一歩踏み出すのは難しいと言えます。
デートで体力を使い、疲れている
意外にも見落としがちですが、デートで体力を使いすぎていないのでしょうか?
気になっている女の子との慣れないデート、普段以上に気力や体力を使うものです。
その上『週末しか会えない相手だから、デートの時には思いっきり楽しんでもらいたい』といった気持ちから、少々ハードなデートプランを練ってしまうことも少なくないかと思います。
ショッピングをするだけでもなんだかんだ一日歩き回りますし、デートスポットであれば人混みに疲れているかもしれません。
デート中はアドレナリンが出ているので疲れには気づかないかもしれませんが、ふと気を抜くと一気に疲れを感じる・・・といったこともあるのではないでしょうか。
大切な告白だからこそ、体力、精神力ともに万全のコンディションで臨みたい・・・と思っていたら、ついつい告白のタイミングが先延ばしになっているだけかもしれません。
少し積極的すぎるかもしれませんが、最終的にどちらかのお家で休むようなプランのデートや、1泊2日のキャンプを計画するなど、なんとなく自然な流れで「一緒に泊まれる」ようなデートに誘うのもおすすめです。
夜景デートなどに誘ったり、遅めの時間帯のイベントに誘ったりするのもおすすめですね。
ただし、あまりに露骨すぎると引いてしまう男性もいるので、相手の性格や考え方などを見極めながら、デートプランを練ってみてください。
女性ほど男性は告白を焦っていない
もちろん個人差はありますが、どちらかと言えば『告白されない』という焦燥感を先に覚えるのは、女性の方が多い傾向にあります。
つまり、『男性は女性ほど告白を急いでいないかもしれない』ということです。
それは性格や考え方、立場の差など様々な要因が関係しているので、それそのものは問題ではありません。
しかしながら、相手の方はあなたのことが好きではないから告白しないのではなく、ゆっくり、じっくりと機会を伺いたいだけかもしれません。
(もちろん、あなたが他の男性に今にも奪われそうであれば、少し話は違うかもしれませんが・・・)
つい『告白して来ない=自分のことを恋愛対象として見ていないから(付き合うつもりがないから)』と考えてしまうかもしれませんが、決してそうとは限らないということを念頭に置いておいてください。
奥手な男性にとって告白は大変なこと
『世間的な風潮さえなければ、自分から告白するのに・・・!』とヤキモキしている女性にはあまり理解できないかもしれませんが、奥手な男性にとって告白は本当に大変なことなのです。
告白に失敗した場合、自分自身が傷付くだけでなく、「楽しかったあなたとの時間」まで失われてしまうかもしれません。
そんなリスクを考えると、つい現状の楽しさに甘えてしまう・・・といった心理も、分からなくはないと思います。
そしてそういった男性ほど、付き合ってしまえばあなたのことを大切にしてくれるはずです。
あまり疲れない程度に『脈ありアピール』をしつつ、相手を見守ってあげてください。
何回もデートに誘ってくれているなら脈あり
ここで改めて思い出してほしいのが、これまでのデートは、どのような感じで計画されているか、ということです。
もしあなた自身から次回の予定を聞き、行先の計画を立て、お膳立てしているのであれば、相手は実はデートにそれほど乗り気ではない可能性もあります。
一方で、お互い自然な流れで「デートに行くのが当たり前という感じで次の予定を立てている」、もしくは「相手から次の予定について聞いてくる」という場合は、決して脈が無いわけではありません。
もちろん、あまりに長く友達の期間が続いていれば、「恋愛対象として見られていない」と不安になることもあるかもしれませんが、相手が大学生以上のある程度の大人であれば、少なからず異性としての意識は持ったうえで、あなたと接していると思います。
もしいつも向こうから誘ってきているのであれば、今度はあなたから次回のデートの計画を提案し、積極性を見せてみてください。
一方で、あなたの方からいつも次回の予定を聞いているのであれば、相手に次回のデートに誘わせるようにうまく誘導するか、それが難しい場合は、せめて「行きたい場所を言ってもらう」くらいはお願いしてみても良いでしょう。
実は、デートプランを考えるというのは結構大変なものです。
現地までのルートを調べたり、ご飯の予定を考えたり、その日までに体調を整えたり等、やることは意外に色々とあります。
だからこそ、デートプランに対する積極性で、相手の恋愛に対する意欲をある程度測ることができるのです。
逆に言えば、「何でも良いよ」「●●が行きたいところに行こうよ」と、自分で何も提案してこない場合は、もしかすると次回のデートにあまり乗り気ではないのかもしれません。
いかがでしょうか。
どれだけ良い雰囲気を作っても、なかなか告白をしてくれない男性、本当にヤキモキしてしまいますよね。
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この恋に脈があるのか無いのか、毎日不安でたまらないかもしれません。
ただ、脈ありにせよ脈がないにせよ、長くても1~3か月で決着はつくことが多いです。
見方を変えれば、相手の一挙手一投足に一喜一憂できるのもその間だけなのです。
『そんな余裕あるわけない』と思うかもしれませんが、いっそ、そういった駆け引きを楽しみながら、気長に告白を待ってみてはいかがでしょうか。