事前の連絡もなく、突然自宅に押しかけられる・・・
それほど迷惑なことってないですよね?
最近では知恵袋や教えてgooなどの質問サイトを中心に、こういった問題が表面化してきているように感じます。
そもそも、アポなしで訪問することに対してなんの罪悪感も感じていない人が多いような気もしますよね。
そこで今回は、突然のアポなし訪問への対処法やカドの絶たない断り方について考えてみたいと思います。
突然のアポなし訪問はとても迷惑
そもそも、事前の連絡もなくいきなり他人の家を訪問するのはとても迷惑なことです。
質問系サイトでよく見かけるのは、
- 母親(義母)なんだから良いだろう
- 仲の良い友達なんだから
- サプライズのつもりだったのに・・・
- いきなり家に行っちゃいけないなんて冷たい!
などの意見ですね。
しかしながら突然の訪問が迷惑なのは、別に仲が良いとか悪いとか、家族だとか他人だとか、そんなことは全く関係がない話なのです。
例えば、考えてみてください。
その日は、その週の晩御飯の買い出しに行く予定があるかもしれません。
普段は仕事で疲れているので、休みの日くらいゆっくり寝るつもりだったかもしれません。
訪問した瞬間がお風呂上がりで裸にバスタオル状態かもしれませんし、部屋着にスッピンノーメイクかもしれません。
そんな状態もお構いなく、突然訪問されるわけです。
突然の訪問がマナー違反(というより大迷惑)であることを認識していない人は、そういったそれぞれの大切な時間や、見られたくない姿さえも犠牲にしろと言っているのと同じです。
そしてそれは、母親であっても、仲の良い友達であっても、ご近所さんでも、同じことです。
アポなし訪問への対処法は?
突然何の連絡もなく家に押しかけられる行為に対しては、やはり居留守に限ると思います。
しかしながら、世の中には居留守では対応しきれない悪質なケースが横行しています。
- 家に着く5分ほど前になって突然連絡し、押しかけてくる
- 居留守を使っていることを見抜き、責めてくる
- 家の合鍵を渡すことを強要してくる(特に義母や親戚など)
これらのケースに対しては、なかなか居留守も使いにくいですし、そもそも相手との人間関係に亀裂が入ってしまいますよね。
しかしながら、そういった迷惑な相手は、どうしてあなたの家に押しかけてくるのでしょうか?
もし本当にあなたと一緒にいたいから、あなたの様子を見たいから、という好意的な理由であれば、相手が嫌がるようなことは絶対にしないはずです。
つまり、あなたの家に突然押しかけてくる人(それが迷惑なことだと伝えてもやめない人)は、何か別の目的があるのです。
まずは、その目的を見極めてみてください。
そして多くの場合、その目的は自分本位で図々しいモノです。
それに気付いた時、それでもあなたが相手との関係を維持したいのか、もしそうだとしてもどのように振る舞えば良いのか、新たな解決策が見えてくるかと思います。
居留守がバレたときの言い訳は?
突然の訪問を無視する方法としては、どうしても居留守しかないですよね。
しかしながら、結果的に居留守はバレてしまうことが多いです。
玄関の魚眼レンズから中を覗くだけでも、人がいるのかどうかの判別ができてしまいます。
他にも窓から漏れる明かりや物音、電気メーターの動きなど、慣れている人から見るとすぐに分かってしまうとさえ言われています。
そんな時、相手が何も言えない言い訳についてご紹介したいと思います。
お風呂に入っていた
お風呂に入っていれば、例え家の中にいても外には出られませんよね。
毎回毎回、訪問してくるたびに『今回も入浴中だったの』というわけにはいきませんが、それで相手が諦めてくれるのであれば儲けものです。
ドラえもんのしずかちゃんのように、毎度お風呂に入っていることにしてしまいましょう。
電話をしていて出られなかった
電話をしていれば、なかなか来客に応じることはできませんよね。
大切な電話であれば尚更です。
突然訪問をしてくるような非常識な人は、『私より大事な電話って何!?』と聞いてきそうな気もしますので、できればその内容まで考えておくとさらに良いでしょう。
音楽を聞いていて気付かなかった
ちょっと高いイヤホンやヘッドフォンを使うと、かなりの大音量で音楽を楽しむことができます。
そしてそういう時、誰かに話しかけられたり、ましてやチャイムの音に気が付かないことは思っている以上に良くあることです。
『あれぇ、いつも家事しながら音楽聞いてるからなあ、気付かなかった』と言えば、相手もそれ以上は言及することは難しいでしょう。
カドの立たない断り方は?
突然の訪問に対して、できる限り波風を立てずに断る方法はないのでしょうか?
中盤でも少しお話しした通り、無理やりにでも押しかけてくる人には、多くの場合別の目的があります。
その目的のためであれば、多少あなたが嫌がっているとしてもお構いなくやってくると考えられます。
そういう意味では、全く波風を立てずに断るのは少し難しいかもしれません。
具体的な被害を話してやめてもらう
具体的に、突然訪問をされたせいで被った被害を相手に話し、文句を言う形でやめてもらうという方法が一つ。
- あなたが来たせいで、先週○○ができなかった
- 突然訪問されたせいで、○○ができなくて困った
- この前も○○してしまったんだけど・・・
と、さりげなく文句を言ってみてください。
もしかすると『じゃあ私に来るなってこと!?』と逆切れする可能性もあるので、そのときは相手の性格を考えながら、やんわりと断り続けてみましょう。
第三者から言ってもらう
あなたが言っても効果がない場合は、第三者から話してもらうという方法もあります。
具体的には、家族間であれば旦那さん(もしくは奥さん)だったり、共通の知り合いであれば誰でも構いません。
あなたがいくら言ってもやめてくれなかったことが、第三者が言った途端に恥ずかしくなり、引き下がってくれる可能性もあります。
いかがでしょうか。
突然の訪問は、本当に迷惑な行為ですよね。
そしてこの問題は、高校生や大学生などの学生、家族間、嫁姑関係など、あらゆるところで起こっていることです。
根本的な解決は難しいかもしれませんが、まずはあなた自身の時間と生活を一番大切にしてくださいね。